悪口を言う奴に天罰が下った

大学時代の話だ。Yという奴がいて、喫煙所で話すようになった。

「おれがーおれがー」と典型的な俺様タイプだったが、

話はまあまあ面白かった。

 

ところがあるとき意見の合わない事があって、

それ以来無視されるようになった。

 

「がーがー」うるさい奴ほど気が小さいとはよく言ったものだ。

無視されるだけならまだしも、

どうやら気に入らなくなると悪い噂を流して陥れているらしい。

 

そういわれると喫煙所でも話の筋でも何でも、

他人を品定めしているような感じだった。

 

またYはまるで敵なのか味方なのかいつも怯える猿のようだった。

Yが私を嫌い始めてから、私が喫煙所に行くと取り巻きと一緒に

ささーっといなくなった。

 

私は群れる発想がなかったが、

こういうとき誰がお仲間なのかはっきりわかった。

 

以来面倒くさいから学校で喫煙するのをやめた。

講義の前後で私が通るたびに「んーんーんー」

という変な咳払いで「来たよ」と猿同士コミュニケーションを取り合い、

冷やかしの眼差しを送られたり、不快行為はあった。

 

しかし相手にすれば自分も同類(猿)と思われるから

何かあってもリアクションはとらないようにしていた。

 

が、怒りのバロメーターは限界量を超えてはいた。

 

スカッとしたのは定期試験の時だ。

 

必修科目の日程を間違えたのだ。

しかもその間違えた日程をお仲間一同で共有していたから、

12,3人近く欠席していた。

次の日、学校の掲示板の前に青ざめていた猿の群れがいた。

それもそのはず、2年次の必修科目の再々履修で、

今4年の前期だから、落としたイコール卒業できないからである。

私は長年の不快行為の天罰だと、心の中でガッツポーズをした。

そして普段は信じていない神様に感謝した(笑)。