【外国のファンも急上昇】「狐の嫁入り」珍しい場所で結婚式日本の伝統を守る結婚式があった

つがわ 狐の嫁入り行列 2005/05/03 完全版 新潟県 阿賀町 津川 新潟見どころナビ

一生に一度しか味わうことのできない女性にとってのビッグイベントと言えば「結婚式」ですよね。
憧れの花嫁を夢見て、自分磨きをしている女性も多いのではないでしょうか。

結婚式と聞くと、普通は教会や神社などで行なうのが一般的かと思います。
ですが、ある場所では珍しい場所で結婚式が行われているんです。

その場所こそ、新潟県津川町で開催されている「狐の嫁入り」です。
一体、どんな結婚式が行われているのか詳しくご紹介していきたいと思います。

【狐の嫁入りの由来】

まず、そもそも狐の嫁入りとは何なのでしょうか。よく言われたことにお日様が照っているのに雨が降る状態を狐の嫁入りと言われておりました。

ここでの狐の嫁入りとは、昔から行なわれてきた結婚式に関係があると言われています。
昔は、今のように式場などが無かったので外で取り行われることが多い時代でした。

夜に提灯の光を頼りに歩くバージンロードを遠目から見たときに、狐火(ことだま)が浮かんで見える様子から、まるで狐が人間に化けて結婚式を挙げているみたいだと噂が広まるようになっていったんです。
そこから、挙式が行なわれるたびに狐の嫁入りと呼ばれるようになっていきました。

そんな狐ですが、もともと縁起が良いと言われている動物でも有名です。
狐は、作物を荒らす鳥やネズミを捕る習性があり、無事に食べ物が健康に育つことから神様の使いと呼ばれるほど村人たちから崇められてきました。

なので、狐の嫁入りをすると将来夫婦円満になったり食事に困らないという言い伝えが広まるようになっていったんです。

そんな経緯から縁起の良い結婚式という認識が深まるようになって、昔の結婚式を現在でも大切に守り行なう風習があるんですね。

【いつ行なっているのか・結婚式の流れ】

実は、そんな狐の嫁入りですが必ず行なう日時が決まっているんです。
新潟県津川町では、毎年5月3日に行われています。
時間も夕暮れ時の17時からスタートします。

真っ白なメイクに狐の顔をした白無垢の花嫁が、街をゆっくりと歩いていきます。
花嫁の傍には父親はおらず、一人で歩くスタイルなのも狐の嫁入りならではのスタイル。

ですが、花嫁の後ろには100人ほどのお供を連れて歩いているので、その姿はまるで一人娘を優しく見守る家族のようです。

ここから、長いバージンロードの始まりです。
美しい花嫁を一目見たいと沢山の人々で沿道が賑わい始めます。

18時30分から下越酒造前で子狐の祝いの踊りがスタート。
その時は、街の人々も狐メイクをするのが決まりの伝統です。
赤ちゃんも狐メイクするんですよ。

太鼓や音楽に合わせながら、可愛く踊る子供たちの姿は必見です。
観光客はそのままの姿で参加しても何も問題ありません。
皆で盛り上がることが出来ます。

さて、花婿と再会するのは常浪川の上に架かった「城山橋上」に到着してからです。
二人が出会った時には、夕日も沈み暗闇の中に沢山の提灯の火が宿ります。
スポットライトを浴びた幻想的な二人の姿を写真に収めようと、有名な写真家も来るほどなんですよ。
ゆっくりと二人で歩きながら麒麟山公園にあるステージへと移動します。

そして、19時45分に結婚式と披露宴が始まります。
仲人役は副知事さんというのも粋な演出ですよね。
大杯を飲み、記念品が贈呈されるのですが、それを渡す人が水戸黄門様みたいな格好で格好良いと好評です。

最後に皆さんに向かって深くお辞儀をしご挨拶。
伝統的な儀式を終えた後、しばしの写真タイムも見どころの一つとなっています。

そして、20時30分に「渡し船」に乗って麒麟山へと帰っていき終了です。

【外国のファンも急上昇】

SNSが普及している今の時代、インスタグラムやTwitterなどに狐の嫁入りを写真にアップする観光客が増えています。
その甲斐もあって、外国人の方にも日本の結婚式を知って頂く良い機会になっているのです。

日本ならではの和装で取り行われる結婚式は海外では経験できないものですよね。
尚且つ、狐の嫁入りはメイクも狐なので特殊な為、人目を惹くのも人気の一つなのではないでしょうか。
自分も経験したい!と思う方のために、津川町では狐のメイク体験も実施中なんです。
「狐の嫁入り屋敷」にてお気軽に狐メイクが出来るのも、街をアピールする良いチャンスですよね。

お陰で、海外の方も喜んでメイクを楽しんでいるようです。
日本の伝統を深く感じて知る機会にもなりますし、この経験をきっかけにもっと日本を好きになってくれると嬉しいですよね。

詳しい記載も下に載せますので、是非ご覧ください。

(狐メイク体験教室)
場所:狐の嫁入り屋敷
体験料:お1人様600円
定休日:毎週木曜日
住所:阿賀町津川3501-1
電話番号:0254-92-0220

新潟県津川町は、緑豊かな場所で日本の伝統を大切にする街です。
是非、皆さんも生の狐の嫁入りを一度見に行ってみるのはいかがでしょうか。