所在地
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〒102-8246 東京都千代田区九段北3丁目1−1
[開門時間]
[閉門時間]
通年:午前6時
1, 2, 11, 12月:午後5時
3月〜10月:午後6時
アクセス
靖国神社は色々政治的色の強い神社となってしまいましたが、本来は戊辰戦争などの御霊を祭る神社で、その後戦没者の御霊も祭られれるようになりました。戦犯を正当化するような神社ではない筈なんですが、首相の行動によって色々問題となる神社となってしまいました。
放火事件もありましたが、放火事件となったトイレは現在綺麗に建て直されて、休憩所とトイレが真新しく建て直されました。靖国神社内は基本、飲食が禁止となっています。
ベンチがいくつかありますが、禁止をされている張り紙が貼られています。お弁当屋飲み物は、この休憩所で取る事になっています。
夏はクーラーが利いていて、冬は暖房がきいて暖かいのです。休憩しながらパンフレットが置いてありますので、それを見ながら食事をとるのもいいですね。
神社は非常に清掃が行き届いており、お正月は外にも色々と展示物が飾られます。神社は、参拝の仕方が書かれておりそれにそって参拝をします。
最近では外国人観光客も多く訪れており、とくに目につくのは東南アジアなどの観光客が目立ちます。無論、様々な外国人も訪れますが中国語を話す人もいました。
靖国神社が日本人固有の場所としてではなく、海外の人からも関心があるまた向学の為に訪れる人も少なくないのかもしれません。
靖国神社と言えば桜ではないでしょうか。ソメイヨシノやヤマザクラ400本が咲く靖国神社。 境内のソメイヨシノは気象庁が東京の桜の開花を宣言する標準木。
夜にもライトアップは例年、日没の18:00頃~22:00の時間帯にライトアップが始まるようです。夜桜見物もいいと思います。
桜の名所としても、日本あるいは海外の観光客にも脚光を浴びている神社です。さくらまつりも毎年開催されています。開催時期は開花を見ながらのようですので、サイトを確認したほうがいいです。
靖国神社と言えば、他の神社にはない遊就館という博物館がある事です。遊就館とは、ゼロ戦や野戦砲、戦車などの展示物のほかに、40分程度の映画、明治開国から現在までの日本の歩み。
戦争に至ったいきさつ、歴史観など様々な展示物から見ごたえある資料まで、向学として十分納得できる博物館となっています。
料金は800円で(来年から1000円に値上げするそうです。行かれる方は年内に見に行くとお得です)、料金としては一見高いかな?と思いますが納得できる内容だと思います。
休館日:年中無休 *6月末・12月末に数日間の休館日あり
飛行機の展示物が特に迫力があります。愛知航空機(現在の愛知時計)の彗星や桜花(人間兵器)なども展示されています。兵器の迫力もありますが、同時に戦争の悲惨さも展示物から考えさせられる心境になります。
ここで上映されている映画の内容が恐らく、近隣諸国が問題視している所なのかもしれません。内容は是非ご覧になってから自分の歴史観、あるいはこれからどうしたらいいのか自分なりに考察するのもいいかもしれません。
実は外にも簡単な展示物があります。インパール作戦やビルマでの戦没者の遺品が飾られています。ヘルメットには穴が開いてあたり、足袋があったり恐らく血痕など生々しい戦争の実態がうかがえます。
今平和が当たり前だと思っていますが、こうした時代に戦争があったという事を、実感するような展示物です。よこにパール判事の銅像があります。東京裁判で日本を擁護してくれた人なので、それをたたえた銅像がおいてあります。基本、この神社は東京裁判については、反論がそれなりにあるんだと展示物からも見て取れます。
まとめ
本来神社はこうした政治色などは無縁だと思います。まして博物館付きの神社というのは、恐らく日本でもあまりないタイプの神社だと思います。
ただ単に参拝をするというだけでなく、博物館を見る事で自分の歴史観や学校では習わなかった部分、あるいは見た事のない資料など、向学を満たしてくれる神社であると思います。
一日居ても結構面白い神社ではないかと思います。ほかの神社とは一味違った雰囲気は、日本人だけではなく海外の人からも、非常に関心のある神社と言えると思います。
遊就館も何度も見るような施設ではないですが、一度は訪れてみてはいかがでしょうか。大変充実した博物館だと私は思います。