俺の住んでる所は雪国なんだが、
日中太陽が出て雪が溶けると
夕方には放射冷却で道路がツルツルに凍る
そんなツルツルの路面を
慎重に運転しながら帰ってたんだ
で、信号待ちしてたら
後続車が俺の車に追突してきた
まじかよ超めんどくせぇ…とか思いながら外に出たら
クラウンアスリートが俺の車にくっついてた。
俺の車のハッチバックが凹んでる程度
クラウンは頑丈だった
フロントガラス越しに運転席を見ると
ババアがハンドルを両手で掴んだまま
しまったーみたいに突っ伏してた
(しかし寒ぃな…
てかいつまでそうしてんだよ早く出てこいよ…)
寒空の下俺が外に出てんのに
ババアがいつまでも出てこないからイライラしてた
あっIDちがうけど俺>>1な
もしかして怪我でもしてるんじゃないか?と思い
俺はクラウンのドアノブに手を掛けて
ガチャっと開けて「大丈夫ですk…」と
声を掛けるか掛けないかに
ババア「きゃあっ!あなた何なんですか!!」
ババアは無傷だったが俺の頭の中は
?で一杯になった
ババア「手をあげるつもりなんですか!
警察呼びますよ!」
俺「はぁ!?ぶつかって来たのはあんただろーが!
どうせ警察呼ぶんだから呼びたきゃ呼べよ!」
ババア「ちょっと!
私にそんな汚い言葉を向けないでよ!」
などと言い無理矢理ドアを閉めて
中からロックして携帯取り出して電話してた
俺もう完全に意味分かんないし
めっちゃ頭来てるし寒いし車ん中戻って
しね!クソババア!とか一人でブツブツ言ってた
まじでキチっているんだなと思ったわ
サイレン鳴らしながら
俺の車の前にパトカー停めて警官二人が降りてきた
出て行こうとしたら俺より先に
ババアが車から降りて警官に駆け寄って行った
ババア「この男性です!
この男性が私に手をあげようとしようとしたんです!」
まで言ったあたりで警官にガッチリ腕を捕まれた
俺の腕を掴んでる警官に
冷静に状況を説明しようと試みるもババアが隣で
ババア「凄い剣幕で怒鳴られたりしたんですよ!
もう怖くて私必死にドアをしめて
何たらかんたらくぁwせdrftgyふじこlp 」
と有ること無いこと喚いてるもんだから
警官も全く聞く耳持たず
話はそこで聞くから」
俺「いや待ってよ!悪いの俺じゃねーし!
てか痛いから手ぇ離せって!」
とかしてる途中で応援要請を受けた?
巡回中のパトカーも来て警官は合計で四人になった
しかも何故かその内の三人が
逃げれない様に俺を取り囲む形で
本当暴れてやろうかとも思ったけども
それでは逆効果だし
冷静に話せば自分は全く悪くないので
署まで渋々行くことにした
多分先に通報者のババアの供述を聞いてたんだと思う
30分ぐらい待たされたら
一人の警官が来て俺の向かいに座った
警官「何の経緯があって公道脇でそんな事してんだ?」
俺「何か誤解してるみたいだから単刀直入に言うけど、
先にあのおばさんが俺の車に追突してきたんだよ」
俺は30歳だ
ババアは知らね多分55歳ぐらい
25: 1 2014/12/29(月)18:07:31 ID:4MS
俺「だから違うって!
俺が外に出て待ってんのに
あのオバサンがいつまでも車から出て来ないから
怪我でもしてんじゃ無いかと思ってドア開けたら
突然変な事言い始めたんだって!」
警官「それは本当か?手をあげる気は始めから…」
俺「無ぇから!」
警官「ふぅむ…まっ、もう暫く待っててくれ」
と言ってまた出ていった
それからまた30分ぐらい待った
こういう基地ババ
俺生まれてこのかた出会ったこと無かったわ
警官「女性の方は手をあげられそうになった!の一点張りでねぇ
まぁ逃げずに待ってたという点から見ても
君の供述が正しいのは分かるよ」
俺「当然だ!」フンス
警官「いやね、最初に女性から通報を受けた時には
『信号待ちをしていたら前の車の男性が降りて来て
無理に車から降ろされそうになった』
という旨の通報だったからね私らも勘違いしたんだよ」
ババアが呼ぶつったから呼ばせちまった…
その場でぶつけた後見せりゃ解決じゃん?
必死に訴えたんだがババアの発狂ぶりに
警官もこりゃただ事じゃないと最初は思ったみたい
2台のパトカーが俺とババアの車を
挟む形で車乗って向かった
警官「あの女性だけじゃ話にならないから
女性の息子さんと連絡がついて
来て貰うことになったからさ
状況説明しなくちゃなんないから
申し訳ないけどもう少し待っててくれ」
俺「まじすか…早く帰して欲しいんだけど…」
警官「本当にすまない」
何だかんだここまでで8時半ぐらいになってた
もうほとほと嫌になってた
そこからは普通に一般の待合室で30分ぐらい待たされて
息子とババアが俺の前に来て息子が平謝りしてきた
ババアはふてぶてしく不遜な態度でソッポ向いてたから
ぶっ飛ばしたくなった
後日菓子折り持って改めてお詫びに行くみたいな事を
息子が言ってたが帰りた過ぎて
適当にいいよいいよとあしらった
双方納得いって貰ったので
この件はお仕舞いにしますね
ババアさんもあまり早合点なさらない様に」
息子「申し訳ございませんでした!」
俺(いやババアテメーがあやまれよ…
でもまぁようやく帰れるわ)
警官「では申し訳ありませんが、
ババアさんと俺さんはもう一度事故現場の方で
事故の状況説明して頂きたいのでご同行お願いします」
俺(白目)
事故の説明とか終わったのが11時過ぎ
本当ババアのせいでとてつもない迷惑被った
車は勿論綺麗に治して貰うことになった
知り合いの車屋に頼んで高見積りあげさせるつもり
まだムカムカが収まらないから
ここで吐き出させて貰った
以上だ
車乗ってったよ
そもそも最初は事故扱いされてなかったぽかったし
女は30すぎるとひねくれて腐っていくからね
それを増長する社会でもあるし仕方ないね
反面教師になったよ
そうなのか…
まぁ息子は一見お前らみたいな奴だったけど
常識人ぽかったし
ババアが真性キチガイでは無いことを祈るよ
確かにな
まぁ俺も30歳だし事なかれ主義なもんだから…
スッキリしないのは勘弁してくれ
おもしろかったか!
ムナクソだと思ったんだが良かった
泣き寝入りにならなくてよかった