昔の夢を見て起きたら吐き出したくなったので
誰もいない時間にこっそり書き捨て
私は昔いわゆる多重人格だった
厳密には今も完治はしていなくて寛解状態
それでも記憶が飛ばない、
気がついたら知らない所にいる恐怖から
解放されたのはとても嬉しい
普通なら人格は一人に一つなのに
ストレスやトラウマによって
一つだった人格が割れてしまった状態らしい増えたのではなく割れてしまっただけなので
人格は一部の感情しか持っていなかったりする
そうかと思えば子供の頃の
幸せな記憶だけを持っている人格
その人格の持つ記憶も断片的なものになる
一緒にいた友達のようなものだった
記憶は繋がっていないけど
だけどこれは特殊な例だった
気付く事になる色々あって十代半ばに精神科を受診する事になった
その頃には知らない人格も増えていて
私は疲れ果てていた
私たちが一人ではないと見抜かれてしまった
話を聞いて行ったらしい
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私はオリジナルの人格ではなかった
だけど私も割れた欠片の一部で、
私も交代人格だっただから他の人格と交流が取れて
存在を受け入れられたらしい
それを知った時はさすがに荒れた
それでも治療には協力していたのは
穏やかな生活に戻りたかったからだ
比較的新しくうまれた人格は問題ばかり起こしていた
治療に協力することで記憶の欠落が落ち着いて
元の生活に戻れると思っていた、正直甘かった治療は十年以上続いた
普通の高校はもちろん、大学なんか行ける筈もなかった
通信制の高校をどうにか卒業してフリーターになった
ただのフリーターじゃなくて気が付けば
記憶が飛んでいるというおまけ付きだはっきり言ってもう人生に絶望していた
十年カウンセリングを受けても
どうにもならなかったのに
この先大きな変化があるとも思えない
そう思った矢先、私に地味な変化が訪れた
今の夫との出会いだ
夫と付き合うにあたってふられるのを覚悟で
病気の事は包み隠さず話した
別人格がして来たことも知っている限りで全て話した
当時恋人だった夫はあっさりと受け入れてくれた
その上でかなりのスパルタな接し方もしていた
甘やかす事はしなかった
ストレスから自分を傷つける行為に走った時には
かなりきつく叱られた
でもその後でストレスを解消する方法を
一緒に考えてくれた私の心の中には被害者意識と
そこから来る甘えがあって
それがある限り成長できない、
それがなくなれば成長できると教えてくれた夫と出会ってから私の精神面は急速に安定して行った
他の人格も夫によく懐いた
治療面でも新しいアプローチが開発された事もあり
今では人格が交代する事はほぼなくなっている
夫とは治療の途中で入籍した
トラウマが消えた訳ではないので選択子梨だ
夫の可能性を奪っているのではないか、
他の女性とならと色々悩んだけど
それでも夫と二人で穏やかな家庭を
築いて行ければいいと思えるようになった
今は幸せに暮らしている
長く占領して失礼しました
もう一度寝ます、おやすみなさい
オリジナルにあなたがとって
変わったってことなの?
こんなどうしようもない吐き出しにレスありがとう
外出先からだから
IDが変わってるかもしれないけど>>93です
取って変わったのではなく合意の上で
統合(二人以上の人格を一人に統一する事)しましたオリジナル(基本人格=生まれた時の人格)は
ずっと眠っていたらしく
私は子供の頃から主人格(一番長く表に出ている人格)
だった事に気付かずに
基本人格だと思い込んでいました
基本人格からすれば気が付いたらすごく歳を取っていて、
親とも一緒に暮らしていなくて驚いたそうです人格を統合することで記憶や
受け持っている感情を一つになるのですが
彼女と私が統合した時は
ほとんど何も変わりませんでした
基本人格なのに記憶や思い出が何もなくて
驚いたのを覚えています
ちなみに私が治療を受けていた頃の主流は
無理に全員統合するのではなく
日常生活に差し支えが出ないように
交代をコントロールできるようにする
寛解を目的にしていました
今は解離性同一性障害そのものの治療は
受けていないのでどういう方法が
主流なのかはわかりません
ありがとう
非常に興味深い話だった
(当事者には失礼だと思う。ごめん)
あなた方夫婦のこれからが
幸福に充ちたものでありますように
とんでもないです
吐き出しとはいえ
やはり返事をいただけると嬉しいですし
興味深いと言って下さったのも
全く嫌な気持ちはありません
あなたのこれからも素敵な事が
たくさんありますように
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あなたはすごいなぁ
頑張っててすごいね、
いい旦那さんがいてくれてよかったね、
羨ましいわ
解離性障害というよりも
イマジナリーフレンドを作って
逃避してきたおばちゃんより
ありがとうございます
頑張れたかはわかりませんが
夫にはとても助けられました
奥様も色々な事があったんですね
僭越ながら逃避自体は
決して悪い事ではないと思います
今が幸せで毎日笑顔で暮らせていますように
こういうと失礼ですが
興味深く読ませてもらいました。
多重人格って人格が増えるものだと思ってたけど
ひとつのものが割れるという感じなんですね。
基本人格に思い出が何もないというくだりで
なんだか切なくなりました。
素敵な旦那さんとこれからは良い思い出を
沢山作って行ってください。
乙
知り合いに自称多重人格がいたけど
あなたはリアリティが段違いだね
今は割れる前の元の人格?と
元の人格だと思っていた人格の両方の記憶があるの?
その2人は両方自分って思ってる?それとも別人?
うつやPTSDは結婚前からわかっていたけど、
解離性同一性障害は結婚後に判明。
前の主人格が消えて以来、私が主人格。
基本人格は、もう長いこと眠ったままで出てこない。
でも、他の人格たちに比べて
私なら安定して暮らせるから、特に困らないかな…。
結婚生活の途中で主人格の交代をされた旦那は、
ちょっと大変そうだったけど、
今はすっかり慣れた感じ。
そりゃ、見た目一緒なのに思考パターンや趣味が違う、
怒るポイントも違う、だもんね。
今の私の場合はストレスがかかったときに、
人格交代よりも転換性障害の発作を
起こしやすいんだけどね。
吐き出しごめん。
スルーか反応があっても厨二病乙だと思っていたので
おーぷんの方に書き込んでよかったなと安心しています
>>100
お気遣いありがとうございます
基本人格の精神は
ほとんど幼児のままで止まっていました
今は私でもあるので思い出が
たくさんできたと思うようにしています
>>101
乙ありです
一時期多重人格ブームがあって
自称多重人格の人も多かったですね
皆さんなぜか今でいう
キラキラネームばかりだったのを覚えています
でも私もネット上では自称多重人格でしかないので
ROMの方からすれば同じかもしれませんねw
切る場所を間違えました、失礼しました
>>101
今は解離する前の生まれた時の基本人格の記憶と
元の人格だと勘違いしていた
主人格の記憶の両方があります
混ざり合った記憶は自分の記憶ですが、
統合前の主人格のことは親しい友人のような
別人の記憶としても覚えています
両方自分の記憶だけど
別人の記憶のような気もするという感じでしょうか、
うまく説明できなくてすみません
>>102
結婚後に判明というのは>>102さんも
旦那様もさぞ苦労をなさったでしょうね…
安定して暮らせているということは
他に問題行動を起こす人格がいない、
記憶の欠落はほとんどないという事でしょうか?
治療開始が遅めだとその分時間もかかりますが、
必ず寛解する病気なので
焦らずに良い方向に進んで行きましょうね