母を医者に連れていった時の人の温かさを感じた出来事が

先日母を医者に連れていった時の話です。

母は足が悪いので、駐車場から歩けません。仕方がないので細い路地に入って玄関の前で下ろします。

その日は台風の後だったのですが、そのせいもあったのでしょうか、あろうことか側溝の蓋が一ヶ所開いていて、タイヤがすっぽりとはまってしまいました。

パニックになり途方にくれていると、たまたまそこの医者に来ていたおじさんが近づいてきて、何とかしようとしてくれたのです。

しかしあまりにすっぽりとはまっていて、びくともしません。

すると、近くに工事に来ていた別のおじさんが寄ってきて、近所で何人も作業に来ているお兄さんたちにも声をかけて呼んできてくれました。

仕事の手を休めて集まった7、8人の方々で、ああでもないこうでもないと相談し始めました。

そして、車から大量の板切れを持って来てタイヤの回りに敷き詰め、

なんと車を出してくれました。おかげで母を無事に連れていくことができました。

誰一人その辺に住んでいる人はいませんでした。

連絡先を聞いても、「困った時はお互い様だからね!」と笑顔で返されました。

普通なら「こりゃ無理だね、レッカー車呼ぶしかないよ」と言われてもしょうがない状況だったの

に、一生懸命何とかしようとしてくれたんです。世の中捨てたものではありません。

人の優しさが身にしみたひとときでした。