備中国分寺の春にはレンゲ、夏はヒマワリ、秋はコスモス、写真スポットおすすめはこちら!

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「国分寺」をご存知ですか? 奈良時代に聖武天皇が国家平安を願って全国に建立したお寺ですね。岡山県総社市にある「備中国分寺」もその中のひとつです。

創建当時の建物は残念ながら焼失し、現在の建物は江戸時代に再建されたものになりますが、のどかな田園風景の中にたたずむ五重塔は総社市のシンボルとして根付いています。

周囲には田畑がひろがり、春にはレンゲ、夏はヒマワリ、秋はコスモスと四季折々の花が咲き乱れ、写真のスポットとしても有名なんですよ。今日は、そんな「備中国分寺」についてご紹介したいと思います。

備中国分寺へのアクセス

電車の場合:最寄り駅は総社駅もしくは東総社駅です。総社駅の場合、岡山駅からJR伯備線もしくは桃太郎線で乗り換えなしで行くことができます。

駅からはタクシーを利用することもできますが、おすすめはレンタサイクルです。総社市では「吉備路自転車道」という道路を整備していて、のんびりと美しい景色を眺めながら快適なサイクリングを楽しむことができますよ。ぜひともお試しください。
東総社駅の場合は、同じく岡山駅から桃太郎線に乗ります。総社駅のひとつ手前の駅になります。こちらからはタクシーが利用できます。

 

車の場合:岡山自動車道岡山総社ICで降り、国道180号線を通るルートと、山陽自動車道倉敷ICから国道429号線を通るルートがあります。どちらも、ICからの所要時間は10分ほどです。無料の駐車場がありますので、こちらを利用されるとよいと思います(乗用車200台分)。

境内の紹介

備中国分寺の境内にある建物をご紹介します。現存する建物は江戸時代の再建ですが、中には国や県から文化財として指定されているものもあるんですよ。

建造物:現存する建造物の中でも特に、国分寺のシンボルともいえる五重塔は、国の重要文化財に指定されています。完成したのは江戸時代後期の弘化年間です。

高さは34.31mで、岡山県内で唯一の五重塔でもあります。内部には大日如来を中心として仏像が安置され、天井には天女や草花の彩色画が描かれており、荘厳な空間を作り出しています。

これだけでも十分な見所ですが、なんと創建当時の奈良時代には七重塔で、高さは50m(推定)もあったそうです! 奈良時代にそんなに高い木造建築を造る技術があったなんて、驚きですよね。五重塔を眺めながら、1000年前の姿に思いをはせてみるのもよいかもしれません。

この他、境内には庫裏・経蔵(どちらも岡山県指定文化財)、本堂、太師堂など、様々な建造物があります。どれも歴史を感じさせる風情ある建物ですので、ぜひともゆっくり散策してみてください。
史跡:創建当時の備中国分寺跡も発見されています。

といっても、現在の国分寺と重複しており、詳細は分かっていないようです。しかしいくつかの建物の跡には看板が建っており、紹介文を読むことができます。この備中国分寺跡は、国の史跡として指定されています。

おすすめの写真スポット

備中国分寺で写真を撮るなら、なんといってもおすすめは五重塔を入れた遠景です。国分寺の周辺には豊かな自然と田畑が広がっていて、四季折々の花が咲き乱れています。

4月下旬から5月上旬にはレンゲ、7月上旬からはヒマワリ、さらに10月中旬になるとコスモスが綺麗に咲き始めます。特にレンゲは有名で、田んぼが一面レンゲ畑になる光景は本当に美しく、インスタ映え間違いなしです。毎年4月29日にはレンゲ祭りというイベントも行われていて、いつも大変な賑わいです。

 

周辺のスポット

備中国分寺の周辺は観光地として整備されており、他にもいろいろな遺跡や観光施設があります。その中からおすすめをご紹介しましょう。

備中国分尼寺跡:備中国分寺の近くの林の中にある史跡です。こちらは尼寺で、国分寺と同じく創建当時の建物は焼失してしまいました。しかし、建物や門・塀などの礎石や遺構が数多く残されています。国の史跡に指定されています。

 

こうもり塚古墳:こちらも備中国分寺のすぐそばにある古墳です。石室の中にコウモリがたくさん棲んでいたことからこの名前がつきました。

 

6世紀後半に造られた前方後円墳で、吉備の大首長の墓と考えられています。岡山県下三大巨石墳のひとつに数えられ、横穴式石室としては全国でも屈指の巨大な古墳です。なんと、石棺が収められている玄室の手前までは実際に入ることができるんですよ。

中はひんやりとした空気が漂っていて、異界に迷い込んでしまったような気がします。国の史跡に指定されています。

国民宿舎サンロード吉備路:備中国分寺へとつづく国道429号線沿いにある宿泊施設です。美肌の湯として有名な天然温泉があり、日帰りならば11時から21時まで入ることができます(大人610円、子供300円)。

備中国分寺や周辺の遺跡をゆっくりと散策したあと、美肌の湯で体の芯からリフレッシュというのも、贅沢な休暇の過ごし方ではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか。備中国分寺は総社のシンボルのような存在で、地元の人々からとても大事にされています。

古くヤマト王権の時代から栄えた総社には、今回ご紹介したものの他にもたくさんの歴史的な建物や古墳、遺跡が残されていますので、ぜひ一度、お越しになってみてくださいね。
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