ブランドものの自慢をした結果・・

女性なら、誰だって高級ブランドは気になります。
私の友人は、特にブランドものが大好きで、購入する度に自慢気に見せびらかしていました。

最初は、特に気にならなかったのですが、

だんだん目に余る行動になってきたんです。

以前、私が同窓会に持っていくバッグがないと言っていたら、

バッグを貸してくれるというので、小さめのバッグを借りたら、耳元で、

「それ、〇〇万円だからね」
って、言うんです。

 

これでは、気軽に借りる事も出来ません。

他の友達に聞いても、同じような事があったそうです。

確かに、ブランドもののバッグや洋服はお洒落だし、格好良いし、憧れます。

ですが、見せびらかされて良い気分はしませんでした。

そんな時、スカッとする事がありました。

その日は、久し振りに女子会をしようという事になり、

よく行く居酒屋さんでキムチ鍋を食べる事にしました。

 

出来上がって、いざ食べようとしたら、

彼女が「待って。インスタ用の写真撮るから」と、言うのです。

 

仕方なく、彼女が撮り終わるのを待とうという事になると、

これまた高級そうなスマホケースが出てきました。

 

チェーン付きの、いかにもという感じのケースを片手に、彼女は何枚も写真を撮りました。

3分、5分、10分。

 

さすがに皆イライラしてきました。

 

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私が、そろそろ止めるように言うと、彼女がキッと私を睨んで、

「ちょっとぐらい待てないの?」

と言うのです。

 

 

その時です。

彼女が腕を振り上げた瞬間。

 

スマホケースのチェーンが引っ掛かり、彼女の体勢が崩れました。

 

ひっくり返るキムチ鍋。

そして、周囲に轟く彼女の悲鳴。

あまりにも大きな声だったので、店員さんが飛んできました。

そして、派手にぶちまけられた赤い液体に、呆然としています。

一番最初に我に返ったのは、私でした。

慌てて彼女のバッグをキムチの波から掬い上げたのですが、

 

時すでに遅しで、彼女の白いバッグは真っ赤に染まってしまいました。

 

彼女は、それを見て更に悲鳴。

そして、悪くもない店員さんに食ってかかったのです。

鍋が倒れたのは自分の不注意なのに、

 

店員さんの置き方が悪いとか、テーブルの高さが悪いとか、さんざんでした。

 

店員さんも、どうして良いか分からず平謝り状態。

さすがにひどいと彼女をたしなめようとして、ある事に気がつきました。

 

スペルが、違うんです。

 

一見すると、確かに有名ブランドのロゴなのですが、

 

よく見るとスペルが間違えてるんです。

もしかして?

その事を彼女に言うと、彼女は更に悲鳴をあげました。

どうやら、彼女は自分で購入していた訳ではないみたいです。

キムチ鍋の事など忘れて、スマホで彼氏に電話をかけ始めました。

彼女の言葉に、私たちは少しスカッとしました。

店の人には、こちらの不注意である事をよく説明して、店の人も分かってくれました。

 

そして、泣きながらされた彼女からの説明によると、

 

ブランドものは全て交際している彼からの贈り物で、

 

そのほとんどがニセモノだったそうです。

それからというもの、彼女の持ち物の中に、

 

ブランド製品は出てこなくなりました。

そして、今までの高飛車な態度が嘘のように、

私たちと同じように他愛ない会話で盛り上がるようになりました。

確かに、ブランドものを持っていると、

 

それだけで華やかにもなるし、

 

周りからすると一目置かれるような、

 

ちょっとした優越感にも浸れるのですが、

 

ほんの少しの事で周囲からは孤立する事になるのだという事もよく分かりました。

以前はブランド(風)のスーツでビシッと

 

決めていた彼女の事を思うと、少しスカッとしました。

 

ですが、ノーブランドの服装になった彼女の方が、

 

以前よりも数十倍は魅力的だと私は思うんです。

と、いう私も出来れば憧れの高級ブランドの靴が欲しいと思っているのですが。